2024/06/04
メコノプシス ホリドゥラ、開花しました
百合が原公園の【世界の庭園】では、「ヒマラヤの青いケシ」の名で有名なメコノプシス・ホリドゥラが開花を始めました。
メコノプシスとはケシ科メコノプシス属の植物で、ヒマラヤ、ネパール、ブータン、西ヨーロッパ、中央アジ アなどの高山地帯の標高3,000から5,000メートル地帯に分布する植物で、暑さに弱く、低地ではなかなか見ることができません。
メコノプシス ホリドゥラ(ケシ科 メコノプシス属)
百合が原公園では、花壇ボランティア「ミモザ」のみなさんのご協力を得ながら、北国札幌の冷涼な気候を活かして栽培しています。
現在、百合が原公園で開花しているのは、ブータンの国花に指定されている、メコノプシス ホリドゥラ(ケシ科 メコノプシス属)という、蕾や葉に多くの棘を持つ種類です。※このほかに、美しい青い花弁のメコノプシス ベトニキフォリアとメコノプシス グランディスなども有名です。
高地に自生している植物のため、冷涼な気候の北海道内であっても、限られた施設でしか観賞することができません。そのため、夏の暑さから守り、水やりやこまめなお手入れを施すことが必要なヒマラヤの青いケシ。
百合が原公園にお越しの際は、【世界の庭園】で開花している、涼しげで美しいブルーの花を、間近でお楽しみください。
【世界の庭園】
札幌市の3つの姉妹都市(瀋陽、ポートランド、ミュンヘン)と日本庭園で構成された施設
- 営業日:4月27日土曜日から11月4日月曜祝日の期間、毎日開園
- 開園時間:8時45分から17時15分(入園は16時45分まで)
- 入園料:高校生以上130円※中学生、65歳以上、障害のある方は証明書等提示で無料