キンモクセイ、一部開花を始めました（2024年9月26日）

百合が原緑のセンターの大温室では、橙色の可愛らしい小さな花のキンモクセイが一部開花をはじめ、温室内はほのかな甘い香りに包まれています。

キンモクセイ（モクセイ科　モクセイ属）

本州では公園や街路樹にも用いられ、甘い芳香は秋の風物詩となっていますが、北国では屋外で越冬が難しく、その花姿や芳香を楽しむことができなかったため、百合が原緑のセンターの大温室で開花するキンモクセイを心待ちにされている方も多いかと思います。

百合が原緑のセンターでは、キンモクセイは5本、葉がギザギザで白い小花を咲かせるヒイラギモクセイは1本、ギンモクセイも昨年1本植栽しています。また周囲には四季咲きのウスギモクセイ、1鉢も展示しています。

現在、5本のキンモクセイのうち1本が開花を始めたばかり。甘く優しい香りが温室内を包み込むようになったため、もう間もなく見頃の時期を迎えるかと思われます。開花期間の短い植物のため、開花を楽しみにされていたみなさま、ぜひお早めにお越しください！

また、大温室ではヒガンバナが咲き進み、水琴窟の横では早咲きのツバキの展示も始まりました。

咲き進むヒガンバナ

早咲きのツバキ ‘炉開き’

中温室では200種類もの彩り豊かなダリアを切り花でお楽しみいただける【ダリア展】も9月29日 日曜日まで開催中です。

秋のこの時期だからこそ楽しめる花々たちがみなさまのお越しをお待ちしています。ぜひこの週末は百合が原 緑のセンターに足を運んでみませんか？

【百合が原緑のセンター】

• 開館時間：8時45分から17時15分
• 観覧料金：高校生以上130円　※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
• 休館日：月曜（月曜祝日の場合、翌平日休館）

【ダリア展】

• 開催期間：2024年9月25日水曜日から9月29日日曜日まで
• 開催会場：百合が原緑のセンター中温室