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2024/12/04

ルクリアが開花しています(2024年12月4日)

11月は根雪になることもなく、穏やかに過ごすことができていた札幌市内でしたが、明日からは降雪の日が続くようです。真っ白な雪で覆われる季節を迎えようとしていますが、百合が原 緑のセンターではヒマラヤから中国雲南省にかけて自生している、ルクリアが開花を始めました。

ルクリア

ルクリア ‘紅富士’(アカネ科 ルクリア属)

ヒマラヤや中国雲南省原産の常緑低木で、花の少ない冬期間にサクラのような色や形の花を咲かせるルクリアは、芳香も楽しむことができます。別名「アッサムニオイザクラ」とも呼ばれて親しまれています。

開花を始めたルクリア

例年、12月中旬頃から百合が原 緑のセンターのルクリアは開花をはじめていましたが、今年は10日から2週間ほど早い開花となりました。現在、5輪ほど開花した1鉢を中温室で展示しています。

大温室ではツバキやサザンカの開花が進み、20種類ほどがご覧いただけています。

オキナワサザンカ オキナワサザンカ(原種)

サザンカ系‘肥後桜’ サザンカ系 ‘肥後桜’

百合が原 緑のセンターでは、10月くらいから早咲きのツバキやサザンカが徐々に開花を始めます。鉢物を中心に、地植えされた高さのあるものなど、約250種類330株を保有しています。こちらは道内でも最大級の保有数であり、2月中旬にはツバキの展示会も開催されます。

ワビスケ系‘相模侘助’ ワビスケ系 ‘相模侘助’

花の少なくなる時期に、これほどの種類のツバキを観賞できるとあって、例年多くの方に足を運んで頂いています。どうぞお楽しみに!

同じ大温室では、色づき始めたスダチやユズ、キンカンやレモンなどの柑橘系植物や

スダチやユズ、ミカンやレモンなどの柑橘系植物

細い枝に桃色や赤、白などのウメのような小さな花を多数つけるギョリュウバイも展示されています。

真紅のギョリュウバイ 薄桃色のギョリュウバイ

「御柳梅(ギョリュウバイ)」という和名は、葉が中国原産の樹木「御柳(ギョリュウ)」に、花はウメの花に似ているためこの名が付けられました。

寒さが厳しくなる冬の時期に開花を始める植物たちに、みなさんも会いに来てみませんか?百合が原 緑のセンターの温室なら雨や雪を気にすることなくゆっくりと観賞することができます。

中温室では12月15日 日曜日まで【クリスマスディスプレイ展】も開催中です。

クリスマスディスプレイ展会場

※展示作品の販売が12月3日 火曜日から始まっています。お目当ての作品がある方は、ぜひお早目にお越しください。

【クリスマスディスプレイ展】

  • 開催期間:2024年11月6日 水曜日から12月15日 日曜日
  • 開催場所:百合が原緑のセンター中温室

【百合が原 緑のセンター】

  • 開館時間:8時45分から17時15分
  • 観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
  • 休館日:月曜

 


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