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2025/01/28

緑のセンター大温室のミモザ、セツブンソウ開花情報(2025年1月28日)

開花や見頃の時期を問い合わせる電話が日に日に増えてきた百合が原 緑のセンター大温室のミモザ。本日一部開花が確認できました。

本日1月28日お昼のミモザの様子

こちらは本日1月28日ミモザの様子です。全体的に黄色く色づいた蕾がほとんどですが、ミモザの後ろ側に回ると、中心部分で一部開花が始まっていました。

1月28日ミモザのアップ

以前は2月下旬から3月中旬にかけて見頃を迎えていたミモザ(ギンヨウアカシア)ですが、2017年に大温室のガラスの張替えなどを行った改修工事以降、年々開花の時期が早まってきています。 また、今年は年明けから3月並みの気温も続いているため、ミモザの見頃も早まりそうです。

また、同じ大温室内には旧暦の節分の頃に開花することに由来して付けられたといわれている、セツブンソウ(節分草)も開花を始めています。

セツブンソウとはキンポウゲ科セツブンソウ属の球根植物で世界では7種ほどありますが、日本に自生するセツブンソウ属はセツブンソウ1種だけです。栃木県以西の石灰岩地帯の山地に多く分布します。

本日1月28日開花したセツブンソウ

花は花径が約2センチメートルほどと小さく、ウメの花のような藤色がかった白色の5枚の花弁は、萼片が変化したものです。まれに自生地では、多弁花、緑花などが見つかるそうです。本州の自生地などでは一面に群落が広がり、可憐さとはかない印象の花姿が人気の植物です。ただ、乱獲や自生地の環境破壊によって個体数が激減しており、絶滅の危機に瀕している「希少植物」でもあります。また、北海道には自生もしていないため、ぜひ百合が原 緑のセンターでその可憐な花姿をお楽しみください。

【百合が原 緑のセンター】

  • 開館時間:8時45分から17時15分
  • 観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
  • 休館日:月曜

年月別