ミモザの季節到来!(2025年2月14日)
昨日は雪や風が強い時間帯もあり、会社や学校への移動も大変な思いをされていた方も多かったのではないでしょうか?今朝は天候も落ち着き、毎日の体調管理や健康維持のために、園内を歩かれたり歩くスキーをされている方も多くいらっしゃいましたが、鮮やかな花色で見頃を迎えている植物をお目当てにお越しの方もふえてきました。
こちらは本日2月14日のミモザの様子です。ご覧の通りほとんどの蕾が開き始め、ボリュームのある鮮やかな黄色い花が木全体に広がってきています。
百合が原 緑のセンターのミモザは、グレーがかった銀色の葉が特徴で、観賞価値が高いとされているギンヨウアカシア(マメ科アカシア属)です。オーストラリア南東部原産で、日本では本州関東以南の地域で、花つきの良さから庭木として人気の高い常緑小高木です。
花はふわふわとした小さな綿毛のようで、鮮やかな黄色い小花を枝いっぱいに咲かせます。見頃を迎えると、鮮やかさを増した花が木を包み込むように咲き誇り、その姿は満開のサクラに勝るとも劣りません。
ただ、ミモザは耐寒性が弱いため、寒さの厳しい北海道では屋外で越冬することが難しく幹も柔らかいため傷みやすく、強風などにあたらない場所で管理する必要があります。
温度が保たれているだけでなく、高さもある百合が原 緑のセンターの大温室だからこそ、6メートルもの高さのあるミモザの満開を、本州に先駆けてご覧いただくことができます。
温室入口の中温室では、アザレア展が開催中です。今年は130種類200鉢ものアザレアがとてもボリュームがあり、豪華に会場を飾っています。
サーモンピンクの花色にフリルが効いたアザレア ‘かぐや姫’は、大輪の半八重で、さらにやわらかなフリルもあるため、より一層豪華な雰囲気を感じます。
アザレア ‘ひろか’とアザレア ‘スノーシャイン’は、アザレアの大生産地でもある新潟県で作られた最新品種です。
このほかにも花色や形が華やかなアザレアが一面に広がり、春の花畑のようです。みなさん熱心に写真に撮りためていらっしゃいました。
最後にこちらも問い合わせが多いジンチョウゲ。現在3分咲まできましたが、朝一は爽やかな芳香も楽しめていました。
見頃までもう間もなく。この週末は、百合が原公園のミモザやアザレア、ジンチョウゲなど、彩り豊かな花々をご覧に足を運んでみませんか?
【百合が原 緑のセンター】
- 開館時間:8時45分から17時15分
- 観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
- 休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌平日
【アザレア展~道内最大級のコレクション~】
- 開催期間:2025年2月11日 火曜祝日から3月2日日曜日
- 開催場所:百合が原 緑のセンター 中温室
- 主催:(公財)札幌市公園緑化協会
【百合が原公園】
- 料金:無料(有料施設は除く)
- 開園日時:終日入園可
- 駐車場:P2駐車場開放中 ※利用時間は8時45分から17時30分まで
なお、p2駐車場が混み合っている場合はp1駐車場も16時まで開放しています。