本日の百合が原公園(2025年7月9日)
7月に入り暑さが続いています。こまめな水分補給と適度な休息を心がけ、体調管理に気を配ってお過ごしください。
では、早速園内の花情報をお伝えしていきます。まずは40種類以上のユリが見頃を迎えている【世界の百合広場】からご紹介。
黄色や白、赤い色のユリ5品種、約4,700株が見頃を迎えている「中央花壇」
3,300株以上のオレンジ色のユリ‘バローロ’と、ラベンダーが見頃を迎えている「星形花壇」
リーガルリリーも見頃を迎え、大群落が広がっています。
P1駐車場から公園南側へと向かう途中の園路ではテッポウユリ ‘日の本’が開花していました。
花筒が長い特徴が和名の由来とされているテッポウユリは、清潔感のある花色やその姿から冠婚葬祭で使われることの多いユリです。
このほかにも数多くのユリが一斉に咲き始め、見頃を迎えているものも数多くあります。こちらの現製図を参考に、それぞれのユリ花壇を巡ってみてはいかがでしょうか?
このほかリリートレインの沿線や公園東側で開花を始めている植物たちもご紹介します。
真っ白な西洋アジサイ ‘アナベル’や、花後に花柄が綿毛のように伸びてまるでふんわりとした煙のような姿となるスモークツリー。
リリートレイン駅舎から遊具広場へと向かっていく園路では、ユリの花によく似たヘメロカリスも次々に開花を始めています。
ヘメロカリス ‘オリーブ ベイリー ラグドン’
ヘメロカリスは、ススキノキ科ワスレグサ属の植物で、初夏から夏にかけて次々と花を咲かせる暑さ寒さに強い多年草の植物です。
ヘメロカリス‘ロング フィールド パール’
英名で「デイリリー」と呼ばれ、ユリによく似た花を咲かせますが ユリとは異なり朝に開花した花は夕方には萎んでしまい、一日で終わってしまうという特徴があります。ただ、1本の花茎には10~30個ほどの蕾をつけるため、オレンジ、黄、赤、ワイン色、ピンク色など、夏に映える非常に印象的な花を長期間楽しむことができ、彩り豊かな景観を演出してくれます。
ヘメロカリス ‘紅笑’
百合が原公園のヘメロカリス花壇は、リリートレイン駅舎から遊具広場へと続く園路約150メートルに渡って約30品種ほどが植栽され、現在10種類ほどが開花中です。
遊具広場の前に広がるモニュメント広場では、ラベンダーと開花期間が長い真紅のバラが見頃を迎え、その横ではイトランも開花しています。
花茎は1から1.5メートル程の高さがあり直立しています。白花を多数つけて見頃を迎えています。
葉をよく見てみると縁からねじれた糸のような繊維が出ているのが特徴です。イトランをご覧になる際は、ぜひ葉の様子も観察してみてください。
園内各所でお勧めしたい花壇が増えてきています。お近くにお越しの際は、夏を彩る植物達をご覧に百合が原公園へぜひお立ち寄りください!
【百合が原公園】
- 場所:百合が原公園
- 料金:無料(有料施設は除く)
- 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
- 駐車場:P1、P2、P3駐車場は朝6時から20時まで開放(無料)混雑時は臨時駐車場も開放中