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2025/07/11

今週末のおすすめは?(ユリやアジサイ、温室ではクチナシも開花、ワークショップ情報も 2025年7月11日更新)

前回7月9日更新のブログでは、ユリの開花状況とリリートレイン沿線で開花を始めている植物たちをご紹介しました。今回はこの週末にぜひ観賞していただきたい植物や花壇をご紹介していきます。まずはユリ情報から!

時計塔のある広場横にある三角の花壇では、白や赤、黄色のユリが咲き始めたばかり。

三角花壇では三色のユリが開花中

そこから公園南側に向かう太い園路を進むと草丈のある白いユリ、リリウム レウカンツム センティフォリウムが見頃を迎えています。

真っ白なユリ、リリウム レウカンツム センティフォリウム

リリウム レウカンツム センティフォリウムの花期は7月下旬頃なのですが、ここ数年北海道にも厳しい暑さが早い時期から続くようになり、開花が早まっているユリの一つです。

この周辺では、先日開花をお知らせしたテッポウユリ ‘日の本’も見頃を迎えていました。

真っ白なユリ、テッポウユリ‘日の本’も見頃

公園南側の藤棚前にある桂の生け垣内では10種類以上のユリが現在も楽しめています。

藤棚前のユリ花壇、桂の生け垣  アジアティックハイブリッド‘センブリーチェ’

こちらには日本や北海道でユリを作出されていた方々のユリが20種類以上植栽されています。現在は流通していない希少なユリもご覧いただけています。

アジアティックハイブリッド‘ムサシ’   アジアティックハイブリッド‘ピリカ’

こちらは、イギリスの植物ハンターであるアーネスト・ヘンリー・ウィルソンが自生地で見た光景を再現した「リーガルリリーの大群落」。ウィルソンは、1903年に植物採集のため中国四川省に渡り、そこでこのリーガルリリーと出会いました。

満開のリーガルリリー

花壇の中には道が造られているので、リーガルリリーの花姿や芳香を間近で楽しみながら散策することができます。

問い合わせの多いユリの整形花壇「星形花壇」「中央花壇」は、この週末までは良い状態でご覧いただけそうです。

中央花壇の様子 中央花壇

星形花壇  星形花壇

また、今はアジサイの季節も迎えています。様々な種類をご覧になりたいなら【世界の庭園】内にあるアジサイコレクションはいかがでしょうか?

アジサイ アーリーセンセーション アジサイ‘アーリーセンセーション’

アジサイ‘藍姫’  アジサイ‘藍姫’

様々な表情のアジサイがみなさんをお待ちしています。

アジサイ‘羽衣の舞’ アジサイ‘羽衣の舞’

アジサイ‘タフ スタッフ’ アジサイ‘タフ スタッフ’

中には、コロンとした丸い蕾で、花が開くと梅の花のように見えることからこの名がついたアジサイも植栽されています。

アジサイ‘梅花甘茶’ アジサイ‘梅花甘茶’

暑さの厳しい季節ではありますが、この時期だからこそご覧いただける植物が園内各所で開花中です。

緑のセンターではクチナシの花も一部開花を始めました

温室のクチナシ

クチナシの花を見たことがない方も多いのではないでしょうか?今見頃を迎えているユリやアジサイなどと一緒にご観賞ください。

≪ワークショップ情報≫

  • 期間・内容:7月12日 土曜日から13日日曜日までコケテラリウムプレートスワッグづくり 7月14日 月曜日から21日 月曜祝日までまめ盆栽フォトフレームづくり
  • 参加料:コケテラリウムとまめ盆栽は500円、プレートスワッグづくりとフォトフレームづくりは1,000円
  • 開催時間:10時から15時
  • 場所:世界の庭園受付前広場

【百合が原公園】

  • 場所:百合が原公園
  • 料金:無料(有料施設は除く)
  • 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
  • 駐車場:P1、P2、P3駐車場は朝6時から20時まで開放(無料)混雑時は臨時駐車場も開放中

【世界の庭園】

札幌市の3つの姉妹都市(瀋陽、ポートランド、ミュンヘン)と日本庭園で構成された施設

  • 営業日:4月26日土曜日から11月3日月曜祝日の期間、毎日営業
  • 開園時間:8時45分から17時15分(入園は16時45分まで)
  • 入園料:高校生以上150円(中学生、65歳以上、障害のある方は証明書等提示で無料)

 

 


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