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2025/08/18

明日から【札幌軟石と植物展】が始まります(2025年8月18日)

昨日の雨で涼しくなるのかと思いきや、今日も日差しが強い百合が原公園でしたが、お散歩やリリートレインからの眺めを楽しむお客様が来園されていました。

まだまだ続きそうな暑さですが、少しでも涼やかな夏を過ごしていただこうと、百合が原 緑のセンター大温室では明日から【札幌軟石と植物展】を開催します。

軟石に植えられた植物が並ぶ カラフルな色や模様が入った葉が軟石の鉢に植えられている 会場の様子

札幌軟石とは、支笏湖が形成された4万年前の火山活動によって発生した火砕流が冷え固まってできたもので、溶結凝灰岩の一種です。天然の石がもつごつごつとした質感には素朴さとぬくもりが感じられ、野趣の風合いも併せ持ちます。

北海道の大自然が作り出した素朴で趣がある素材のため、鉢として使われる際には、それぞれ「石の表情」を見て、手作業で穴の位置や大きさを決めて作り上げられます。近年ではインテリアやアクセサリーとして、改めて注目されてきている札幌軟石は植物と合わせることで暑い夏を涼やかに演出してくれます。

ごつごつとした背の高い軟石の鉢に植えられたイワミツバ 斑入りイワミツバ

斜めにカットされた軟石の鉢に植えられた多肉植物 クラッスラ‘舞乙女’(一番手前)ほか多肉植物の寄せ植え

 

こちらの展示会では、一鉢一鉢の趣や風合いの違いが楽しめる札幌軟石の鉢に、ツボサンゴ(ヒューケラ)やギボウシ(ホスタ)などのカラーリーフプランツや最近人気のある多肉植物を掛け合わせ、シックな軟石と互いの良さを引き立てあい、レトロにもモダンにも表情を変えます。

札幌創成に縁が深い札幌軟石について親しみ、見近に感じていくとともに、地元に昔からある素材の新たな役割を発見出来るのではないでしょうか。

 

期間中はご自宅でも札幌軟石を楽しんでいただけるよう、札幌軟石の採掘、加工、販売をされている辻石材工業様の協力のもと、札幌軟石の鉢などの販売も行います。

丸や四角などの鉢が並ぶ 鉢だけではなく板状の石も並ぶ

緑のセンターホールの販売コーナーの様子

鉢は植物を植えこむほか、ガラス容器を入れて、お好きな葉や花を季節ごとに入れ替えて楽しんだり、板やサイコロ状の軟石にはお気に入りの置物や木の実などを配置してインテリアとして楽しむなど、自分好みにアレンジして楽しんでいただけます。

【札幌軟石と植物展】

  • 開催期間:2025年8月19日 火曜日から9月7日日曜日
  • 開催場所:百合が原 緑のセンター 大温室
  • 開館時間:8時45分から17時15分
  • 観覧料:高校生以上150円(中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料)
  • 休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)

 

このほか、温室内では色々な植物が楽しめます。

白やピンクなどカラフルなサンパチェンスが並ぶ サンパチェンス

赤や黄色の葉がまぶしいコリウスが並ぶ コリウス

明るいピンク色の花が咲くマンデビラ マンデビラ‘アリスデライト’

ぶら下がって咲くフクシア フクシア

暑さの苦手なフクシアですが、今夏の暑さを乗り越えて再び開花しました。

【百合が原 緑のセンター】

  • 開館時間:8時45分から17時15分
  • 観覧料:高校生以上150円(中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料)
  • 休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)

 

園内ではムクゲやヒマワリ、ダリアなどが楽しめます。

薄ピンクの花びらがたくさん重なって咲くムクゲ ムクゲ ‘フレンチキャバレー’

ヒマワリは前回お知らせした時より咲きそろってきました。

陽が降り注ぐ下でオレンジ黄色の花を咲かせるヒマワリ ヒマワリ

ダリアも少しずつですが、咲いている品種が増えてきています。

ピンクの尖った花びらをたくさんつけたダリア ダリア‘花笑み’

明るいオレンジ色の花が咲くダリア ダリア‘かんぞう園’

【百合が原公園】

  • 場所:百合が原公園「世界の百合広場」など
  • 料金:無料(有料施設は除く)
  • 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
  • 駐車場:P1、P2、P3駐車場 すべて無料で朝6時から20時まで開放しています。ぜひご利用ください。

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