今季初めての真冬日(2025年12月4日)
予想最高気温が氷点下2度と、今季初めての真冬日予想となっている札幌市内。昨夜から降り積もった雪で百合が原公園内も一面銀世界となっていました。
ただ、午前中のうちに雪は止み、青い空が広がってきました。
朝一で園路の除雪は終わっていますが、場所によっては滑りやすいところもあります。散策やウォーキングの際は、足元に気をつけてお楽しみください。
これから札幌は、寒さや雪の多さで大変な季節が続きますが、緑のセンターでは早くもギョリュウバイが咲き始めていました。
ギョリュウバイ ‘スカーレット ドレス’(フトモモ科 ギョリュウバイ属)
ニュージーランドやオーストラリア原産のギョリュウバイは、葉が中国原産の「御柳(ギョリュウ)」という樹木に、花はウメの花に似ているため「御柳梅(ギョリュウバイ)」という和名が付けられました。現在、真紅の花色のギョリュウバイが展示中です。
温室受付のフロアでは、公園ボランティアのみなさんが園内の植物を使って作った来年の干支飾りの展示も始まりました。
「午(うま)」には、力強く前へ進むイメージがあり、「躍動感」「力強さ」「前進」「飛躍」を象徴するとされてきました。そのため午年は、「物事が順調に進む」「幸運が舞い込む」「努力が実を結ぶ」など、前向きで達成感のある一年になると言われています。
制作にご協力いただいたボランティアのみなさんは、躍動感あふれる「午」の切り絵部分にサトザクラやアジサイの押し花をあしらい、干支飾りを仕上げてくださいました。前方に配置された馬の人形は、胴体をグラス系の植物で、頭の部分には松ぼっくりやラムズイヤーを使って作り上げ、細部まで工夫が詰まった作品になっています。
百合が原公園にお越しの際は、福を招く縁起物として展示されているこちらの作品もぜひご観賞ください。みなさまにもご利益がありますように!
【百合が原公園】
- 料金:無料(有料施設は除く)
- 開園日時:終日入園可
- 駐車場:P2駐車場またはP4駐車場 利用可能(P2駐車場の冬期利用時間は8時45分から17時30分、P4駐車場は9時から18時まで)
【百合が原 緑のセンター温室】
- 開館時間:8時45分から17時15分
- 休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
- 料金:高校生以上150円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料
※温室内は、植物にあった溫度設定にしております。暖かい格好でお越しください




