暑中お見舞い
暑さのきびしい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
百合が原公園では、ゆり月間が終了し、ひと区切りです。
温室の模様替えを行い、夏らしい雰囲気になりました。
カボチャやヒョウタンなどのつるがからみ・・グリーントンネルができる予定です。
このほか、ホウセンカやサンパチェンスなど、夏の花が並んでいます。
ホウセンカなどの植物を、ツリフネソウ属=インパチェンス(Impatiens)属といいます。
これは、果実に触れるとパチンと弾けてタネが飛び出すことから、
impatient=耐えられない、性急な という意味を持つ言葉が名前の由来とされています。
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夏を感じさせる花といえば、これですね。
ハイビスカスの好きなあの人のために、開花品種をご紹介。
左:ハイビスカス ’サマーブリーズ カロライナブリーズ’
右:ハイビスカス ’サマーブリーズ トロピカルブリーズ’
左:ハイビスカス ’マリンゴールド’
右:ハイビスカス ルドウィギィ(原種)
花はハイビスカスに似ていますが、こちらは別属の植物です
アリオギネ ヒューゲリ
涼しげな色が魅力的です。オーストラリア~亜熱帯地域原産の植物です。
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園内では、ユリの見ごろが続いています。
世界の百合園では、至る所でユリのあまい香りが漂います。
夏の青空にあう涼しげな名前と花色のユリです。
チベタンスノー(アジアティックハイブリッド)
リーガルリリーも満開です。是非一度はご覧になって頂きたい景色です。
目の前に広がる大群落。リーガルリリーの香りに包まれます・・・
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そして、世界の庭園では、わたくしの大好きなアジサイも見ごろ。
ベニヤマアジサイがさらに色づきました。
園内でお花を見たり、写真を撮ったりしていると、ついつい夢中になってしまうもの。
夏の日差しと暑さは、思った以上に体力を消耗します。
園内を散策される際はこまめな水分補給と、日陰での小休止を忘れずに。
熱中症にはくれぐれもご注意ください。