2012/10/02
ツバキ、秋海棠など咲いています
朝の空気が澄んでいて、気持ちの良い季節を迎えました。
秋の訪れとともに、園内では秋の花が咲き始めています。
緑のセンターでは、珍しいツバキが咲きました。
ツバキ ’炉開き’
ユキツバキとチャ(茶)の自然交配によってうまれたツバキです。
花は直径3~4cmほどの大きさ、やさしいピンクの一重咲き。小ぶりでかわいらしい印象です。
葉の形はチャの葉によく似ています。
名前の由来は「炉開き」の頃に花の盛りを迎えることから、とされています。
「炉開き」とは、茶道において風炉(ふろ)を閉じて地炉(じろ)を開く11月の行事 だそうです。
今年は残暑のせいか、例年よりも開花がやや遅れたようです。
こちらも秋の花、秋海棠(シュウカイドウ)です。俳句では秋の季語としても詠まれます。
中国、マレー半島が原産ですが、日本へは観賞用に江戸時代に持ち込まれたとされています。
秋海棠は、世界の庭園の入り口ボーダー花壇でも見ることができます。
園内ではダリアも見ごろです。
秋のダリアは花の色がより鮮明に表れ、秋の空によく映えます。
左:ダリア ’小宴’
右:ダリア ’ボナベンチャ’
ダリア ’わらべ’
ダリアは10月の中旬を過ぎたころまで見られます。現在とっても花盛りです。
ご来園の際は、花盛りのダリア園にも是非足をお運び下さい。