何の花でしょうか？

実はこれ、とあるフルーツの花なのですが、何の花かお分かりになりますか？

新緑から初夏のころに出回る、あのオレンジ色のフルーツですよ！

答えは・・・ビワの花でした！

花は白、地味な印象ですがよく見ると清楚できれいな花です。

今日は香りが弱かったですが、とてもいい香りがするんです。

むくむくとした毛に覆われて暖かそうですね。

 

ビワはバラ科ビワ属の植物で、学名はEriobotrya japonicaです。

中国原産とされており、日本には古代に持ち込まれました。

果実はよく知られていますが、花は意外と知られていないようですね。

実は食用に、葉は薬用に、材は工芸品などに、様々な形で利用される植物です。

現在、咲き初め。大温室にて展示中です。

 

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さてもうひとつ、こちらは・・・ちょっと暗くて分かりにくいけれど

皇帝ダリアのつぼみです。うすむらさき色に色づいてきています。

 

つぼみの数は、小さいものも入れれば５０個ほど。

たいした量だなと思う方もいらっしゃるかと思われますが、それもそのはず、

百合が原公園の皇帝ダリアはとってもジャンボなんです。

 

夏まで順調に伸びていたのですが、秋にダウン！一度途中で折れ曲がってしまいました。

分かりづらいので箱尺を入れてみると・・・

手前の枝で高さおよそ3.5m！壁際の枝は高さ4.2mほどもありました。

茎の長さから察するに、折れ曲がらなければ、高さ６～７ｍには達していたと思われます。

 

今はまだつぼみの状態ですが、ここ数週間のうちには開花の見込みです。

茎が折れ曲がってしまったけれど、そのぶん花を近くで見られますね＾＾