2010/05/25
虫を食べる・・・。
ウツボカズラ科 ネペンテス属
ウツボカズラ〔Nepenthes×allardii〕
東南アジアを中心とした熱帯に分布。
今日から中温室にて「食虫植物展」が始まりました。
期間:5/25(火)~6/13(日)
今回は食虫植物の代名詞、
ハエトリグサやウツボカズラ等12種類60株を自生地風の箱庭で展示しています。
又、各食虫植物の捕虫方法、仕組み等の紹介パネルもあるので、
食虫植物の奥深さが楽しく学べます。
《食虫植物とは》
土壌が貧弱な土地において、
昆虫などから養分を補おうと進化した植物群を指しています。
食虫植物も他の植物と同様に、光合成を行います。
なので虫を捕らなくても生育が可能ですが、食虫植物の多くは日当りが悪く、
やせて湿った環境に自生しています。
他の植物が嫌う環境に生育する事で、競争を避け、
土壌中に不足する栄養(窒素)を補う為に、
虫を捕らえる機能が発達し、環境に適応出来る様進化したと考えられています。
食虫植物は世界に8科17属450種類が分布し、日本にも20種類程が自生しています。
お隣大温室では6/27(日)迄「ゼラニウム展」を開催中です!