2012/11/12
落ち葉の行方
本日の百合が原公園は、園路にたまった落ち葉の清掃からはじまりました。
樹木の多い世界のユリ園は落ち葉でいっぱいです。
強い風に乗って落ち葉が大移動、園路を横断する光景も見られました。
百合が原公園では、植物はすべてリサイクル!捨てるなんてモッタイナイ。
集めた落ち葉はバックヤードにある、大きなピットに運ばれます。
落ち葉の山です。ここには、中島公園や大通公園などの市内の公園からも大量の落ち葉が運び込まれます。
集めた落ち葉はためて積み上げ、時折ショベルでかき混ぜます。
2年かけてゆっくりと分解された落ち葉は、落ち葉堆肥(腐葉土)になります。
出来上がった落ち葉堆肥は、植栽の土に混ぜ込んだり、マルチングに利用され、再び花壇に還元されるのです。
まわりの樹木はすっかり落葉し、冬景色なサイロ。
地面に散らばった、あの白い点々としたものは・・・
まさか、いよいよ雪が!と思いきや、ギンドロの落ち葉でした。
別名ウラジロハコヤナギ。ヨーロッパ中南部、西北アジア原産のヤナギ科の植物です。
葉裏に白い毛が密生しているので、色の濃い背景に置くととても目立ちます。
強い風の後は、冷たい雨が降り始めました。
いよいよ冬がやってきそうですね。皆さまくれぐれも風邪にはご注意ください。
...本日のおまけ
ベンチの大行列。
冬季は園内のベンチを撤収して、リリトレ駅舎に運び込みます。
着々とすすむ園内の冬支度。また、来年の春までおやすみなさい。




