2024/03/19
「春分の日」を前に雪多し
明日は「二十四節気」のひとつで、1年で昼と夜の長さがほぼ同じになる「春分の日」を迎えようとしていますが、午前中は強く雪の降る時間帯もありました。
園内の花壇はまだ雪が多く残っているので、園内に春を呼び込もうと今週から雪割作業なども取り入れています。
なかなか屋外で春を見つけられずにいましたが、この時期に園内でいち早く開花を始めるシナマンサクの蕾がやっと開き始めました。
例年であればもうすでに開花し、黄色いリボンのような花弁が開いているシナマンサクですが、今年の開花はゆっくりのようです。ただ、昨年に比べ蕾が枝いっぱいについているため、満開の時期が今から楽しみです。
では、最後に緑のセンターで展示が始まったハーデンベルギアをご紹介。
小さな蝶形の花を次々に咲かせるハーデンベルギアは、花がフジの花に似ているところからコマチフジ(小町藤)という名でも知られていて、百合が原緑のセンターでは紫色や白、薄桃色の花がこれからお楽しみいただけます。
同じマメ科のミモザは終盤に差し掛かってきましたが、まだふんわりとした花がご覧いただけている部分もあります。
冬に戻ったような日もありますが、そんな中でも植物たちは少しずつ春に向かって動き出しています。春の訪れを感じに百合が原公園へいらっしゃいませんか?
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
料金:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料
【百合が原公園】
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可※P2駐車場を開放しています。