2017/01/31
『雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~』開催!
1/31(火)から百合が原緑のセンター大温室内で『雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~』を開催中です。雪割草は、雪解け後の林で1番に咲き始める花で、古くは江戸時代にすでに注目され、園芸書にも登場しました。豊富な花の色や形、可憐な花姿が魅力です。期間中、約50品種を展示します。
北海道には自生していませんが、小さな鉢でも育てられ、いろいろな花をコレクションしやすく、また寒さに強く札幌の屋外で冬を越せるため、新しい園芸植物として注目されています。
雪割草は、ミスミソウ、スハマソウなど、日本に自生するキンポウゲ科ミスミソウ属の植物の総称です。
新潟県など日本海側に自生するオオミスミソウは花色が大変豊富です。落葉樹林下に群生をつくります。自生地保護が行われ、花を見に多くの人が訪れます。
根茎からつぼみが出てきます。つぼみは包葉で包まれています。
新しい葉は、霜の心配がなくなってから、根茎から出てきます。
葉の三角の形が、ミスミ(三すみ)やスハマ(州浜)など、名前の由来になっています。
冬も葉を落とさない、常緑の多年草です。
当園のロックガーデンでは屋外で越冬し、5月頃このような様子でした。
みなさまのお越しをお待ちしております!
『雪割草展』
開催期間:2017年1月31日(火)~2月19日(日)
(期間中の休館日 2/6(月)、2/13(月))
開催時間:8:45~17:15
開催場所:百合が原緑のセンター 大温室
温室入館料:高校生以上130円
※65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
協力:国際雪割草協会、雪割草の会