メコノプシス開花しました
今日は朝から風も強く、かなり肌寒く感じますね。寒暖の差に体調崩されてはいませんか?園内の植物たちは例年より少し早い開花となっています。
百合が原公園の「世界の庭園」で、5月30日にメコノプシスが開花しました。
メコノプシス ベトニキフォリア (ケシ科 メコノプシス属)
メコノプシスは、青い花を咲かせるケシの仲間で、今から約130年前、中国雲南省の高地で発見されました。それまでケシの花と言えば赤や黄色しか知られていなかったため、そのとき世界に衝撃が走りました。
その後、雲南省からヒマラヤのいわゆる『シノヒマラヤ』地域で続々と、このメコノプシスの新種が発見され、それらは【ヒマラヤの青いケシ】、【天上の妖精】等の異名をもつことになりました。
そんなメコノプシス、栽培は極めて難しく、国内では1983年に初めて小樽で開花に成功しました。
その後大ブームとなりましたが、一般家庭ではなかなか開花まで至らないようです。
百合が原公園では、4種類のメコノプシスを展示しており、
今朝は4輪咲いて、今後ほかの種類の花も開花していくと思われます。
「世界の庭園」で開花しているメコノプシスを観に来てください。
【世界の庭園】
開園期間:4月27日土曜日から11月4日月曜日祝日(期間中は無休)
開園時間:8時45分から17時15分 ※入園は16時45分まで
入園料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は年齢を確認できる身分証明書等の提示で無料
このほかにも園内で開花しているお花、ご紹介しますね!
エゾスカシユリ(ユリ科 ユリ属)
世界の百合広場でご覧いただけます。花は上向き又は斜め上向きに咲き、盃型のオレンジ色です。
シュラブローズ‘ダンウィッチ ローズ’
こちらはローズウォークで咲き始めシュラブローズです。花形は一重で小さなシュラブ状でとても早い時期から咲き始めます。
最後に展示会のお知らせです。
百合が原緑のセンター大温室では、6月2日(日)まで「サボテン・多肉植物展」が開催されています。
‘玉翁殿’(サボテン科 マミラリア属)
‘光玉’(ススキノキ科 ハオルチア属)
このほかにも貴重な作品や苗販売、札幌カクタスクラブ会員による相談コーナー(10時00分から16時00分)もございます。
【サボテン・多肉植物展】
開催期間:令和元年5月28日火曜日から令和元年6月2日日曜日
開催時間:8時45分から17時15分 ※最終日は15時00分まで
開催場所:百合が原緑のセンター大温室
入館料:130円 ※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等の提示で無料
みなさまのお越しをお待ちしております。