温室のツバキたち
今日からいよいよ11月。百合が原公園内を彩ってくれていた紅葉した木々の葉も落葉がすすみ、紅葉狩りができるのも、もうわずかかもしれません。今週末の連休は、公園内の紅葉狩りと共に、温室で開花中のツバキなど観賞にいらっしゃいませんか?
カンツバキ系‘獅子頭’(ツバキ科ツバキ属)
カンツバキ系の`獅子頭'は、ピンクや赤などはっきりとした花色が魅力的で、寒さにも強いため、寂しい冬の庭を次々ときれいな花を咲かせて彩ってくれます。
ユキツバキ系‘初刈’(ツバキ科ツバキ属)
現在は1輪だけ開花しているこちらの‘初刈’。一重咲きで薄いピンクの花色で大変愛らしい花形です。
ワビスケ系‘西王母’(ツバキ科ツバキ属)
茶室に生ける花の事を「茶花」とよび、‘西王母’は昔から庭木や茶花としても愛されています。つぼみの丸さも茶花として愛される理由の一つだそうです。
ヤブツバキ系‘参平椿’(ツバキ科ツバキ属)
昨日は、今にも開花しそうなほどふっくらとした蕾の‘参平椿’が、今朝はやわらかなピンク色の花が一輪開いていました。
このほかにも温室では
チャ(ツバキ科ツバキ属)
ユチャ(ツバキ科ツバキ属)
と、様々なツバキがご覧いただけます。
こちらの柑橘系植物も随分色付いてきました。
‘日南の姫’(ミカン科ミカン属)
8月下旬から収穫可能な超極早生品種のミカン。色づいた果実は本当においしそうです。
カボス(ミカン科ミカン属)
刺身や焼き魚、お鍋の薬味として使われるカボスは、多汁でまろやかな酸味が特徴です。同じように果汁を搾って薬味とするスダチとついつい間違えてしまいがちですが、スダチはさっぱりとした酸味で大きさは30から40 グラム程。対してカボスの果実がひとつ100から150 グラム程と大きく見た目もスダチとは異なります。
花も果実も楽しめる百合が原緑のセンターですが、受付ではこんな可愛らしいマスコットキーホルダーも販売しています。
公園内のドングリや松ぼっくりなども使った可愛らしいキーホルダーです。公園に来園された記念におひとついかがですか?
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)、12月29日から1月3日(年末年始休館)
観覧料:高校生以上130円
※中学生以下、65歳以上、障がいをお持ちの方は証明書等提示で無料
また、【世界の庭園】は11月4日月曜祝日をもって今年度の営業が終了となります。
真っ青な空に、朱色に紅葉した木々の葉が美しい風景の日本庭園。
【世界の庭園】
開園時間:8時45分から17時15分(入園最終時間16時45分)
入園料:無料
最終営業日:令和元年11月4日月曜祝日
今週末は、ぜひツバキや紅葉が美しい、百合が原公園にいらっしゃいませんか?みなさまのお越しをお待ちしております。