あたたかな陽気に誘われて
本日13度まで気温が上がるとの予報のとおり、花壇の雪解けも随分とすすみました。あたたかな陽気に誘われて、百合が原公園では多くの方が散策やウオーキングなどを楽しまれています。
スノードロップ(ヒガンバナ科 マツユキソウ属)
百合が原公園の屋外の花壇でいち早く春を知らせてくれるスノードロップ。本日もあたたかな日差しの中、きれいに花開いている様子がお楽しみいただけています。
また、先日までツバキ展が開催されていた大温室では、シダレザクラやフジザクラなど一足早い春の植物をご覧いただけます。
フジザクラ ‘さきがけ’(バラ科 サクラ属)
富士山や箱根の近くに自生していることから、富士桜(フジザクラ)や箱根桜(ハコネザクラ)、豆桜(マメザクラ)とも呼ばれています。他のサクラに比べて樹高が低いのが特徴で、白や桃色の花色が奥ゆかしい印象を与えてくれます。
ショウジョウバカマ(シュロソウ科 ショウジョウバカマ属)
雪解けが始まった早春ごろから、北海道から九州の山地の谷沿いや林野の湿ったところでご覧いただける山野草です。
現在、春の装いを感じさせてくれる大温室ですが、4月1日(木曜日)からは【春の花展~一足早い春の訪れ~】が開催されます。
雪解け間もなく咲き出す山野草は「春植物」呼ばれ、姿が楽しめる期間もわずかなことから「スプリング・エフェメラル(春の儚いもの)」とも表現されています。期間中は約20種類100株以上の春植物を展示予定です。どうぞお楽しみに!
【春の花展~一足早い春の訪れ~】
開催期間:令和3年4月1日(木曜日)から4月25日(日曜日)
開催場所:百合が原緑のセンター 大温室
主催:(公財)札幌市公園緑化協会
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円(中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
※新型コロナ感染拡大防止のため、館内入館の際は手指の消毒やマスクの着用、周りの方とソーシャルディスタンスを保つなどにご協力ください。