開花情報(フジ、ツツジ、ライラックなど)
朝はどんよりとした天候でしたが、今では透き通るような青空が広がる百合が原公園。初夏の心地よい風に揺れるフジがいよいよ開花しました。
フジ(マメ科 フジ属)
公園南側の藤棚では、紫色の花房が垂れ下がるように咲くフジが開花をはじめました。まだ咲き始めではありますが、心地よい風に揺られるたびに、やわらかく甘い香りも辺りに広がります。
園路から百合広場の池側へ進むともう一つの藤棚もありますが、こちらは涼しい木陰であるため、開花はもう少し先のようです。
こちらはリリートレイン駅舎周辺の様子です。
ウワミズザクラ(バラ科 サクラ属)
サクラの仲間で、直径6から8ミリほどの小さな花の集まりが白いブラシのように穂状の花を咲かせます。
ベニバナトチノキ(トチノキ科 トチノキ属)
ベニバナトチノキは、トチノキに似た葉にピンク色の花を咲かせますが、葉も花もトチノキに比べると小ぶりです。
こちらは温室横のボーダーガーデンの様子です。
レンゲツツジやライラック、花壇ではセンダイハギやシャクヤク、アネモネなども楽しめるようになってきました。
北海道の初夏と言えばライラックですが、百合が原公園のライラックコレクションやライラックウォークでは、多くの品種が見頃を迎えていました。
公園内には約50種類ものライラックが植栽され、澄み渡る青空のもと可愛らしいライラックの花と優しい香りがお楽しみいただけています。
フレンチライラック ‘プロフェッサ E.H.ウィルソン’
フレンチライラック ‘パール ヴォンシュッツガルト’
フレンチライラック ‘ソヴィエトスカヤ アルクティガ’
フレンチライラック ‘オグニドンバサ’
ライラックウォークでも見頃を迎えている様子がお楽しみいただけます。
北海道では、深く濃い緑色の葉やそれぞれの花色だけでなく、北海道の広く澄み渡る青い空色も、見頃を迎え生命力あふれる植物の装いを美しく演出してくれる時期となってきました。
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
新型コロナウイルスの感染拡大防止の緊急事態宣言に伴い、緑のセンター温室(緑の相談業務も含む)、リリートレイン、パークゴルフ場、ゲートボール場は閉鎖しております。。
なお、その他の施設や屋外については引き続き開放しております。ウォーキングやペットを連れての散歩などでご利用いただけます。ご利用されます皆様におかれましては、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへのご協力をお願いいたします。