明日から【秋の洋ラン展】開催です
10月に入り夏日を迎えていた地域もありましたが、今週からは一気に気温も下がるようです。いよいよ秋色の暖かい服装の方も増えてくるかと思います。百合が原公園では、趣のある秋が感じられる展示会が続々と開催されます。まず第一弾は【秋の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~】が明日から開催されます。
本日、休館日だった緑のセンターでは、朝早くからランの愛好家団体「北海道蘭友会」のみなさんが、日々丹精込めて育ててこられた作品を搬入し、会場作りが行われました。
今回の展示会では、北海道蘭友会の協力により、「洋ランの女王」とも呼ばれるカトレアのほか、ファレノプシス、パフィオペディラム等々、様々なラン80鉢70種類以上が一同に並びます。
今年度の大賞受賞作品 デンドロ チャノク ピンク ストライプ
一斉に美しい濃い色合いの花を、多数開花しているこちらの作品。開花したばかりのため、間近でご覧いただくとより透明感のある花色に目を奪われると思います。また、今後開花しそうな蕾も多いため、さらに華やかな様子がお楽しみいただけますよ。
準大賞を受賞したフラグミペディウム コバチ
こちらの作品は2020年の秋の洋ラン展で初出展され、その時の大賞を受賞している作品です。今回も2つの花茎が力強く伸び、艶やかな葉も美しい優れた作品です。現在一輪が開花中ですが、咲き始めたばかりのため、花がさらに大きくなるとのこと。普段はなかなかご覧いただけない品種のため、是非会場で花姿をご堪能ください。
優秀賞 リンコレリアカトレア ゴールデンエンペラー‘バレーアイル’
北海道蘭友会の会員の方からは、「今年の夏は暑さ寒さが極端で、花々も咲くタイミングを間違えてしまいそうな気候だったため、こちらの展示会に開花を合わせるのも一苦労だった」とのお話も出ていました。
実は、洋ランは冬咲きの種類が多いため、全国的に2月にランの展示会を開催されることが多く、秋咲きのラン展は全国でも珍しい展示会です。
バラエティーに富んだ花色と、甘い香りも楽しめるカトレアは例年多くの方の注目の的。確かに洋ランは「豪華」や「華やか」な印象の植物なんですが、複雑に進化してきたその花の形は繊細で、花色も控えめなものがあったりと、その種類の豊富さにも感嘆のため息がこぼれそうです。
洋ランの魅力に包まれたこちらの展示会は10月10日月曜祝日までと開催期間が短いので、ぜひお早目にお越しください。
また会場では、洋ランの特別販売コーナーも設置されています。初心者の方でも育てやすい洋ランもご用意していますので、こちらの展示会をきっかけに、洋ランのある生活を始めてみませんか?
【秋の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~】
開催期間:2022年10月4日火曜日から10月10日月曜祝日まで
開催会場:百合が原緑のセンター中温室
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分 ※最終日は15時まで
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)