本日の百合が原公園(1月7日)
三連休の中日である本日。昨夜から降り続いた雪は午後には20センチメートルほど積もっています。今シーズン、これだけの雪が降り積もるのは初めてのように思います。
外は真っ白な雪景色が広がっていますが、緑のセンター温室では冬の季節だからこそ楽しめる花々の開花が進んでいます。
ヘレボルス ニゲル(キンポウゲ科)
現在、日本で流通しているへレボルス全体の総称をクリスマスローズと呼び親しまれていますが、ヨーロッパではこのクリスマスの時期に開花するへレボルス ニゲルのみを本来クリスマスローズと呼んでいました。
白くやや下向きに花開きますが、花弁に見える部分は萼片が大きくなったものです。萼片は花弁より長持ちするため、開花の様子を長く楽しむことができます。
大温室のツバキは30種類ほどが開花中。
ツバキ ‘太郎冠者’
2月20日 火曜日からは250種類300株ものツバキが楽しめる【ツバキ展】が開催され、様々な花色や花形のツバキをお楽しみいただけます。
また、最近増えてきたのが、大温室のシンボルツリー「ミモザ」の開花や見ごろの時期を問い合わせるお電話です。
6メートルほどの高さがある百合が原緑のセンターのミモザ(ギンヨウアカシア)は、例年2月中旬から見ごろを迎え、3月中旬まで黄色くふわふわとした花をお楽しみいただけいますが、ここ数年開花が早まっているように思います。
本日もすでに蕾は黄色く色づいているように見え、早ければ1月末には開花が始まるかもしれません。
それに先駆けて、みなさんに間近でお楽しみいただこうと鉢物のミモザを小温室にて展示しています。
また、今年は大温室にあるミモザの種子から育てた販売苗もご用意することができました。
お家でぜひ百合が原公園産のミモザ、育ててみませんか?なお、数に限りがありますので、興味のある方はお早めにお越しください!
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜 ※月曜祝日の場合、翌平日休館