春の洋ラン展開催します
今日から3月!いまだ一面に雪景色は広がっていますが、暖かな春はもうすぐそこまでやってきています。百合が原緑のセンターでは、華やかな洋ランが並ぶ展示会【春の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~】を本日より開催しています。
32回目の開催となるこちらの展示会には、北海道蘭友会の会員の皆さんが日頃から丹精込めて育て上げた95鉢約90種類の洋ランのほか、押し花やボタニカルアートの作品6点も展示されます。
会員による受賞作品の選出も昨日行われましたが、いずれの作品も順位をつけがたいほどの作品ばかり。その中で、今回大賞を受賞した作品がこちらです。
コーレリア ミゾグチ ‘プリンセス キコ’
一つの鉢から4つの長くしっかりとした花茎をのばし、乳白色の花色に縁がやわらかなピンク色の花が一度に開花しています。
特にリップの部分の紫がかった優しいピンク色がさらに上品な印象の洋ランです。プリンセスの名にふさわしい愛らしさも感じられますね。
こちらは準大賞の作品、カランセ ベスティタです。
バルブも大きく、花茎もしっかり高さがある作品です。
花径も大きく、彩り豊かな花が一度に多く開花しているため、とても華やかな印象の作品です。
洋ランは野生種だけでも1万から3万種もあると言われており、さらに改良された園芸品種を加えるとその数は増え続け、豪華で変化に富んだ洋ランの世界は広がり続けています。
パフィオペディラム ベナスタム f.アルバム
シンビジウム 和蘭 `高砂’
カトレア アメジストグロッサ ‘サルバドール’
ファレノプシス ピュアムーン
装いが大変豪華で華やかな洋ランは、贈り物としても人気の高い植物ですが、その花姿に魅了されて洋ランに挑戦されるかたも近年増えてきています。
こちらの展示会場では、初めて洋ランに挑戦してみたいかたや、洋ランに興味があったけどなかなか始められなかったかた向けに、育てやすい洋ランなどもご用意した販売コーナーも設置しています。
とても艶やかで華やかなカトレアやパフィオペディラム、ファレノプシスなどが並ぶこちらの展示会は、会期が3月6日日曜日までと短いため、ぜひお早目にお越しいただくことをお勧めしています。
もうしばらく、屋外は雪景色ではありますが、北海道蘭友会のみなさんが丹精込めて育て上げた華やかな洋ランで心和むひとときをお楽しみください。みなさまのお越しをお待ちしております。
【春の洋ラン展~豪華絢爛!愛好家によるランの展示~】
開催期間:令和4年3月1日火曜日から3月6日日曜日※最終日は15時まで
開催場所:百合が原緑のセンター 中温室
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
現在、百合が原公園及び緑のセンターはご利用いただけます。施設のご利用やウォーキング、ペットを連れての公園内の散歩などでお越しの際は、マスクの着用、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへご協力いただけますようお願いいたします。