本日より【盆栽展】開催です
百合が原緑のセンター大温室では、本日9月17日(土)から【盆栽展】を開催しております。愛好家のみなさまが丹精込めて育てた珠玉の作品20席67鉢がならびます。
盆栽は古典園芸として江戸時代以前から親しまれており、近年は、従来のマツなどの常緑樹で作った大鉢だけではなく、花や実、草を楽しむものや石などと組み合わせて風景を作るものの他、ミニ仕立てなど作品の作り方も多様になってきています。
主木カラマツ 添えヒメタムラソウ
盆栽の代表ともいえる黒松や赤松など、常緑樹を総称した「松柏盆栽」。こちらのカラマツは落葉樹ではありますが松柏盆栽に含まれ、四季によって樹姿の変化が魅力と言われています。
主木いろはもみじ 添え斑入りツワブキ
野山の自生している自然の落葉樹を盆栽として仕立て、四季の移ろいを楽しむ「雑木類盆栽」には、ツタやヤナギなど葉がある時期に観賞を楽しむものや、落葉後の寒樹を楽しむケヤキやカエデ、モミジなどがあります。
また可愛らしい実成りの風情を楽しむ「実物盆栽」。
山草や野草を使って仕立てられた「草物盆栽」などもあり、秋の豊かな風景も楽しめる会場となっています。
種類によっては室内で気軽に楽しめるものもあり、初心者でも比較的簡単に育てることができます。
盆栽は敷居が高いというイメージがありますが、庭や広い土地を必要としないスタイルのものも登場し、徐々に身近なものになってきています。
女性が好む可愛らしいものも増え、時代に合わせて盆栽も進化しています。是非、盆栽の奥深さを感じにお越しください。
なお、会期の短い展示会となっております。興味のある方はお早めにお越しください。
【盆栽展】
開催期間:2022年9月17日土曜日から9月19日月曜祝日まで ※最終日は15時まで
開催会場:百合が原緑のセンター大温室
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)