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2024/02/05

明日から【福寿草と雪割草展】開催です!

立春を迎え、ますます春の気配を探してみたくなる今日この頃。百合が原緑のセンターでは春の訪れを知らせてくれる山野草の展示会が明日2月6日 火曜日から開催されます。

福寿草と雪割草展会場

緑のセンター小温室で開催されるのは【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】。どちらも春を告げる花の代表で、福寿草はキンポウゲ科フクジュソウ属、雪割草はキンポウゲ科スハマソウ属の多年草です。

こちらの展示会では、公園内の落ち葉や木々の枝、木の実などを使い、雪解け進む野山の景色を大鉢に再現し、福寿草を30株植え込んで展示しました。

フクジュソウ

福寿草は北海道から本州の山野に多く見られる日本原産の植物で、江戸時代から多数の園芸品種がつくられている古典園芸植物です。その福寿草という和名には「新春を祝う」という意味があり、元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)といった別名をもち、古くから縁起の良い植物として愛されてきました。

こちらは可愛らしい花姿の雪割草。

雪割草‘茜鶴’ 薄桃色の雪割草

それぞれの色や形を楽しんでいただきたく、一株ずつ鉢に入れて展示しています。

濃い紫色の雪割草

桃色・藤色・白・緑など花色が多彩なうえに、咲き方も一重や二段咲き、千重など花形も豊富です。大きさは約1㎝~3㎝程で、草丈も小さく可憐な花姿が魅力の花です。

濃いピンクの雪割草

雪を割るようにして早春に多くの花に先駆けて花を咲かせることからこの名がつきましたが、北海道では自生していないため、その花姿を間近で観賞する機会は少ないことでしょう。

また、こちらの会場では同じキンポウゲ科で、節分の頃に淡い藤色の小さな花を咲かせるセツブンソウ(節分草)も一部展示中です。

節分草

健気に春を待ち、力強く開花を始めた福寿草と雪割草を、百合が原緑のセンターでお楽しみください。みなさまののお越しをお待ちしております。

【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】

開催期間:2024年2月6日火曜日から2月18日日曜日

開催時間:8時45分から17時15分

開催場所:百合が原緑のセンター 小温室

観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料

休館日:月曜 ※月曜祝日の場合、翌平日休館


年月別