彩り豊かな【ゼラニウム展】明日開催

百合が原緑のセンター大温室では、明日6月4日 火曜日から「ゼラニウム展～ゼラニウムコレクション～」を開催いたします。

ゼラニウムはフウロソウ科ぺラルゴニウム属の植物です。花色は赤やピンク、オレンジや濃紫色のほか、複色などの華やかな花が長く咲き続け、花壇やハンギングバスケットにも使いやすい鉢花の定番で、不動の人気を誇っています。高温多湿や長雨に弱く、本州では生育しにくいのですが、夏が冷涼な北海道では育てやすい植物といえます。

そんなゼラニウムには様々な種類があり、会場ではその違いもお楽しみいただけるかと思います。

リーガルぺラルゴニウム ‘フェアリー チュチュ チェリー’

こちらはリーガル系のゼラニウム。一季咲きで、花弁の中央に模様が入ることが多く、花は一重咲きや八重咲きなどがあります。花弁が重なり合って咲くものや、花弁のふちが波打つものも多く、華やいだ装いを楽しめます。

ゾーナルぺラルゴニウム `エンゼル ブーケ’

ゾーナル系のゼラニウムは乾燥に強く、温度や日当たりが良ければ一年中開花してくれます。一重咲きから八重咲きなど花形も多彩ですが、葉には白や黄色の斑が入るものやモミジに似た葉をもつものもどあり、花がない時期にはカラーリーフとしても楽しむことができます。

アイビーぺラルゴニウム ‘コンテッサ ダブル ライラック’

アイビーに似た革質で光沢のある葉で、茎は下垂するアイビー系のゼラニウムはハンギングスタイルがおススメです。

センテッドぺラルゴニウム `ヘーゼル ナッツ’

センテッド系のゼラニウムは、葉に芳香のある種類で、「ニオイゼラニウム」とも呼ばれています。ほかのゼラニウムに比べ花弁が細く可憐な花姿なものが多いです。

このほか普段はなかなかご覧いただけない原種のゼラニウムなど、期間中約80種類245鉢を入れ替えながら展示していきます。※会場にはすでに約200鉢が展示中です。

　

こちらの展示会では、大温室中央にゼラニウムをメインとした「庭」を再現。高低差をつけつつ、咲き誇るゼラニウム一鉢一鉢が主役となるよう展示します。北国の初夏だからこそ楽しめる彩りと可愛らしい花姿、それぞれの葉の模様などにも注目してお楽しみください。

【ゼラニウム展～ゼラニウムコレクション～】

• 開催期間：2024年6月4日火曜日から6月23日日曜日
• 開催時間：8時45分から17時15分
• 開催場所：百合が原緑のセンター　大温室
• 観覧料：高校生以上130円　※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料