7月28日 百合が原公園開花状況
こんにちは。百合が原公園の見頃の植物をご紹介します。ユリは、テッポウユリや、キカノコユリ、キヒラトユリなどの原種のユリや、茜、シルクロードやシェヘラザードなどの花の大きな園芸品種が開花しています。
キカノコユリ(Lilium henryi)中国中部の原産で、草丈は1.5~2mです。ウィルスやその他の耐病性が高いため、丈夫な園芸種をつくるための親として重要な種で、オーレリアン・ハイブリッドなどの親となっています。
キカノコユリ(Lilium henryi)
シェヘラザード
園内各所ではアジサイも見頃を迎え、ススキを始めとしたグラスの葉も繁って美しくなってきました。
アジサイ(世界の庭園内のポートランド庭園)
花木園ボーダー花壇のグラスガーデン
サイロ展望台の近くや、公園の南側(園路沿い)では、キササゲの木が白い花を咲かせています。
キササゲ
また、緑のセンター前の花壇も好評を頂いています。
緑のセンター前のボーダー花壇
緑のセンターへ続く花壇は、「さっぽろまちづくりガーデニング講座」の実習として、6月6日に一年草の植え込みを行いました。2ヶ月ほど経ち株が大きくなってきました。これから秋にむかってさらに大きく成長し、華やかになるでしょう。
緑のセンターの温室では、さまざまな展示をしています。
温室のグリーントンネルには、ユウガオも使われています。
ユウガオ
ユウガオからは、かんぴょうがつくられます。
ユウガオは、キュウリやスイカ、カボチャ、ひょうたんなどと同じ、ウリ科の植物です。
雄花と雌花があり、両方が同じ株につきます。雌花にある子房が大きくなって、ユウガオの実となります。
(原産地は北アフリカとされます。栽培の歴史は古く、日本にも伝わって、縄文時代や弥生時代の遺跡から出土しています。)
そのほか、さまざまな花をご覧いただけます。
トケイソウ
花の形が時計の文字盤のように見えます。
花の直径は意外と大きく5cmくらいあります。
百合が原公園で、夏の散策をお楽しみ下さい。