百合が原緑のセンター温室開花情報(11月30日)
11月もあっという間に過ぎ、今年も残るところ一か月となりました。公園内の冬囲いも終わり、これからは温室内の植物の開花が楽しみになっていきます。温室内では約20種類ほどのツバキやサザンカが続々と開花し、見頃を迎えている種類もあります。
大温室の入り口では、見頃を迎えている カンツバキ系 ‘獅子頭’とともに、淡い桃色のユキツバキ系 ‘大仙’も開花をはじめています。
ユキツバキ系 ‘大仙’
大温室左手には、地植えされ高さのあるツバキなども楽しめるの「ツバキの小道」があり、そちらでも数種類開花をはじめていました。
ワビスケ系 ‘昭和侘助’
ヤブツバキ系 ‘一子侘助’
この「ツバキの小道」では、高さのあるものや目線の高さのものなど、高さに変化を持たせてあるのでツバキに囲まれているような空間となっています。見応えが出てくるのは例年2月末頃から。最盛期には250種類ものツバキが少しずつ開花し、日々変化するツバキの風景が楽しめるのは百合が原緑のセンター温室ならではです。
また、先週の木曜日、開花はもうしばらく先かなと思われたコウテイダリアが、本日蕾を開き始めました。
こちらは11月23日のコウテイダリアの様子です。
もう数日で大きく花開く様子が楽しめそうですが、こちらのコウテイダリアは大変高さのある植物で、現在3メートルは越えそうな草丈です。かなり上を見上げて頂かないとご覧できませんが、寒さの厳しい北海道の屋外では越冬できないため、ピンク色の大きな花姿のコウテイダリアを楽しめるのも百合が原緑のセンター温室ならではです。
また、隣の中温室では【クリスマスディスプレイ展】が12月12日日曜日まで開催中です。
夕暮れ時には、暖かな灯りが、展示されているリースやスワッグを優しく照らします。
屋外では植物を愛でる機会が少なくなる季節となっていきますが、百合が原緑のセンター温室の植物たちやクリスマスディスプレイ展で、気持ちも和むひとときを過ごしてみませんか。
【クリスマスディスプレイ展~個性あふれるナチュラルリース~】
開催期間:令和3年11月9日火曜日から12月12日日曜日
開催時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日
観覧料:高校生130円(中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料)
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
施設のご利用、ウォーキングやペットを連れての公園内の散歩などでお越しのみなさま、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへのご協力をお願いいたします。