【サクラソウ美術館】いよいよ開催です!
昨日より気温が高くなる予報が出ていた札幌市内ですが、今朝は風が少し強く吹いています。園内で見頃を迎えているマグノリアや、開花中のチシマザクラが早く散ってしまわないか心配になってしまう天候ですが、百合が原緑のセンター中温室では、今年度第2弾の展示会【サクラソウ美術館~日本や欧米のサクラソウ展示~】が本日よりいよいよ開催されます。
桜草花壇
「桜草花壇」とは、よしずで背景を覆い、花を段飾りで千鳥状に飾り、その花姿を引き立てる飾り方で、江戸時代に創案されたと言われています。
サクラソウ ‘新里の松’
名前に「サクラ」が入り、サクラに似た花をつけるサクラソウは、花の色や形が変異しやすい性質をもつため、江戸時代を中心に、庶民の間で珍しい特徴的な新品種を競って作出しました。
サクラソウ ‘昇竜’
18世紀中頃から19世紀にかけて、おもにイギリスで品種改良されたサクラソウの仲間プリムラ オーリキュラは伝統的な展示方法の「額飾り」でご紹介します。
円環の整った幾何学的な花姿、独特のはっきりした色合いのプリムラ オーリキュラは、「生きる絵画」「プリムラの宝石」とも呼ばれ、一鉢一鉢が高級なアート作品として引き立つような飾り方が考案されました。
プリムラ オーリキュラ ‘ヴィ― トゥー’
プリムラ オーリキュラ ‘ニキティ’
【サクラソウ美術館】では、湯沢園芸さまのご協力のもと、和洋の伝統的な展示法を忠実に再現しつつ、期間中入れ替えを行いながら約190品種300鉢の日本のサクラソウと、60種類60鉢のプリムラ オーリキュラを展示します。
また、展示会期間中は百合が原公園のガーデンショップでもサクラソウとプリムラ オーリキュラの花苗もご用意しています。
展示会と併せて、ガーデンショップへもお立ち寄りください。みなさまのお越しをお待ちしております。
【サクラソウ美術館~日本や欧米のサクラソウの展示~】
開催期間:令和4年4月26日火曜日から5月8日日曜日
開催場所:百合が原緑のセンター 中温室
【ガーデンショップ】
期間:4月15日金曜日より屋外店舗オープン
営業時間:9時30から17時00分
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
直通電話:080-1978-0536