ハンカチノキ開花中です!
スッキリとしない天候だった週末とはうって変わって、青々とした空が広がっている本日。世界の百合広場ではハンカチノキが開花しています。
ハンカチノキ(ミズキ科 ハンカチノキ属 )
ハンカチノキは、中国湖北西部、四川、貴州・雲南北部の標高の高い森林に自生する落葉高木で、中心の花を抱くように苞(ほう)が2枚つき、それがまるで白いハンカチが風で揺れているように見えたことからハンカチノキと名づけられました。
一見すると葉のように見えますが、上部をよく見てみると多数開花している様子がご覧いただけます。
道内では一部の植物園でしか見られない植物で、百合が原公園の「世界の百合広場」に2か所植栽されています。どちらもすでに見頃と言ってもよいほど咲き誇っています。付近には看板も設置していますので、ぜひお近くでお楽しみください。
また、公園南口付近にある藤棚の奥では、フジも一部咲き始めました。
今年の冬は豪雪だったため、3月4月に開花をはじめる植物達の咲き始めが若干遅かった百合が原公園。5月に入り暖かな気候が続いたためか、ハンカチノキをはじめフジなど例年に比べ少し開花が早まっているように思います。今後もフジの咲き進んだ様子はお知らせしていきますので、どうぞお楽しみに!
ムスカリの道では、遅咲きのチューリップも開花を始め、リンゴの木には白やピンク色の花が咲いている様子も楽しめるようになってきました。
このほかにライラックも公園の各所で多数開花し、彩りだけでなく柔らかな香りも楽しめる時期になってきました。初夏の訪れを感じさせてくれる百合が原公園の植物たちにみなさんも会いに来ませんか?
【百合が原公園】
場所:百合が原公園「世界の百合広場」「ムスカリの道」
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
駐車場:P1、P2、P3駐車場はいずれも開放中(無料)
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
施設のご利用やウォーキング、ペットを連れての公園内の散歩などでお越しの際は、マスクの着用、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへご協力いただけますようお願いいたします。