百合が原公園開花情報(5月20日)
おはようございます!大通公園で3年ぶりに「さっぽろライラックまつり」が開催され、いよいよ札幌にも初夏の装いが広がってきていますね。百合が原公園でも、植物たちが次々に開花や見頃を迎え、来園されたみなさんの目を楽しませています。
まずは現在見頃を迎えているライラックの様子をご紹介します。
フレンチライラック ‘アルフォンス ラヴァレ’
現在、園内各所でライラックは開花していますが、百合が原公園のおすすめスポットは「ライラックコレクション」です。芝生を取り囲むようにライラックを植栽し、淡く優しい花色の小花と、風が吹き抜けるたびに心地よい芳香も楽しめる空間となっています。
フレンチライラック ‘クラサヴィトサ モスクヴィ’
フレンチライラック ‘プレジデント リンカーン’
紫やピンク、白色のなどの小花が集まり可愛らしいライラックの花。よく見ると通常一重のライラックであれば花びらは4枚なんですが、見つけると幸せが訪れるという5枚の花びらの「ラッキーライラック」も発見!なんだかこれだけで、今週末はとても幸せな気分で過ごせそうです。
ライラックコレクションにほど近い「ロックガーデン」へも足を運んでみたところ、ヤマシャクヤクやアツモリソウ、クマガイソウなどの山野草が一気に開花していました。
このほかにもマイヅルソウやムラサキナズナ、ミヤマオダマキなど鮮やかな花色の植物も「ロックガーデン」では増えてきたように思います。
これは、まだまだ開花が楽しめそうな花壇があるはず!と「世界の庭園」にも向かってみると。
庭園入口横の花壇でクロユリが開花を始めていました。今年の春は、いたるところで雪が多く残り、花壇の植物たちの開花が随分と遅れていましたが、最近では例年どおりか少し早まっているようにも思います。
日本庭園のヨドガワツツジは現在見頃を迎えていますが、その横では白色で大輪のリュウキュウツツジもまもなく開花を始めそうです。
公園南口にある藤棚は咲き進んで現在3分咲きほどですが、撮影にいらっしゃる方も日に日に増え、フジの美しさだけでなく風が吹くたび甘く優しく広がる香りも堪能いただいている様子です。
先日お知らせしていたハンカチノキは、この後雨予報もあるためこの週末までかと思います。
植物たちの見どころが日々変化し、公園内の花散策が楽しい時期になりました。今週末は気持ちの良い天候との予想も出ています。大通公園のライラックまつりとともにぜひ百合が原公園へも足を運んでみませんか?
みなさまのお越しをお待ちしています。
百合が原公園マップは下記をご覧ください。
【百合が原公園】
場所:百合が原公園「ライラックコレクション」「ロックガーデン」「世界の百合広場」
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
駐車場:P1、P2、P3駐車場はいずれも開放中(無料)
【世界の庭園】
札幌市の3つの姉妹都市(瀋陽、ポートランド、ミュンヘン)と日本庭園で構成された施設
営業日:4月23日土曜日から11月3日木曜祝日まで毎日営業
開園時間:8時45分から17時15分(入園は16時45分まで)
入園料:高校生以上130円(中学生、65歳以上、障害のある方は証明書等提示で無料)
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
施設のご利用やウォーキング、ペットを連れての公園内の散歩などでお越しの際は、マスクの着用、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへご協力いただけますようお願いいたします。