大雪を迎えて
朝から雪が降り続いていた北区百合が原。なるほど、確かに昨日12月7日から二十四節気「大雪」に入っていましたね。
二十四節気とは、春夏秋冬の4つの季節をさらにそれぞれ6つに分けたもので、豊かな四季が楽しめる日本では、その季節を表す言葉としてよく耳にされることも多いかと思います。
雪は今も降ったり止んだりを繰り返していますが、百合が原緑のセンター前や「世界の百合広場」の園路は除雪を行っています。雪が止んだ合間を縫って、公園内の散策を楽しまれている方々の姿もありました。
日々寒さが厳しくなっていきますが、緑のセンターではギョリュウバイが開花していましたよ。
ギョリュウバイ ‘スカーレット ドレス’(フトモモ科 ギョリュウバイ属)
ニュージーランドやオーストラリア原産のギョリュウバイは、葉が中国原産の「御柳(ギョリュウ)」という樹木に、花はウメの花に似ているため「御柳梅(ギョリュウバイ)」という和名が付けられました。現在、真紅のものと薄桃色の鉢物のギョリュウバイが展示中です。
大温室の中央には柑橘系の植物が並び、そのまわりを囲むようにツバキも展示されています。
雪が盛んに降り始め、山だけでなく平地でも雪が降り積もる時期とされている「大雪」。この後、「冬至」へと暦の季節も変化していきますが、百合が原緑のセンターでは、この時期だからこそ楽しめる植物も増えていきます。
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜(月曜祝日の場合、翌平日休館)
※車でお越しの場合は、緑のセンターに一番近いP2駐車場のみ8時45分から17時15まで無料開放しております。こちらをご利用ください。
※百合が原公園は、休園は無く24時間開放しています。