四季咲きモクセイ「ウスギモクセイ」開花しました

10月上旬から2週間ほどの期間、芳香や可愛らしいオレンジ色の小花のキンモクセイを楽しんでいただけていました百合が原緑のセンターで、本日から鉢物のウスギモクセイの展示が始まっています。

ウスギモクセイとはモクセイ科 モクセイ属の常緑樹で、主に東アジアの暖帯に分布し、日本では九州南部に自生しています。キンモクセイと同様にギンモクセイの変種とされ、葉は小形で薄く花は少し大きい薄黄色です。和名のウスギモクセイ（薄黄木犀）は花色がキンモクセイより薄いところから名づけられました。

西日本を中心に「四季咲きモクセイ」という名で庭木として広く流通しています。その名のとおり、不定期ではありますが年に数回開花し、可愛らしい小さな花と芳香もお楽しみいただけます。

芳香はキンモクセイよりは弱いのですが、枝にはたくさんの蕾がついているため、ほのかな優しい香りを間近で今後お楽しみいただけるかと思います。

秋のキンモクセイをお楽しみいただけなかったみなさんも、ぜひこの時期開花したウスギモクセイに会いに来てみませんか？

【百合が原緑のセンター】

開館時間：8時45分から17時15分　

観覧料金：高校生以上130円　※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料

休館日：月曜　※月曜祝日の場合、翌平日休館