百合が原公園開花情報(5月19日)
この週末は気温が上がり、北海道らしい気持ちの良い初夏を楽しめています。百合が原公園ではフジやライラックが咲き進み、園内も優しい香りが広がり始めています。
公園南側にある藤棚のフジは3分咲きほどですが、花色も新鮮で、さわやかな風に花が揺れるたび、やわらかな香りが広がっていました。
園内には、このほか【世界の庭園】内の日本庭園から中国の庭園へ向かうグリーントンネルでもフジが咲き始めています。例年だと、こちらは先ほどの藤棚より開花や見ごろは少し遅めです。
こちらでは白いフジ一部咲き始めていました。
【世界の庭園】ではクロユリも開花を始めています。
クロユリは名前の通り黒に近い暗紫色の花を咲かせ、英語ではチョコレート・リリーと呼ばれています。黒い色は不吉な事を連想させますが、花言葉は「愛」そして「呪い」です。一方で、アイヌはクロユリを良いものとして恋愛成就のおまじないに用い、また食材や染料として利用していました。
園内では各所でライラックも楽しめています。
先日、「さっぽろライラックまつり」のお話をこちらでご紹介しました。この時期になると様々な品種のライラックを市内各所でご覧いただけているかと思います。
ライラックの花びらは通常4枚ですが、5枚のものを発見すると幸せが訪れるといわれています。こちらのライラックの画像にも「ラッキーライラック」が写り込んでいました。みなさんにも幸運が訪れますように!
最後に、こちらは緑のセンター前のバラ花壇。爽やかなレモンイエローの花色のシュラブローズ ‘カナリーバード’が咲き始めています。
こちらのバラは、百合が原公園内のバラの中でいち早く咲き始める品種です。こちらのバラが咲き始めると、公園内にもいよいよバラの季節が到来することを知らせてくれますが、ここ最近気温の高い日が多いせいか、どの植物も例年より1週間ほど開花が早まっているようです。
園内の開花情報はこまめにご紹介していきますので、百合が原公園にお越しの際はこちらのホームページやインスタグラムもぜひご覧ください。
みなさまのお越しをお待ちしています。
【百合が原公園】
- 場所:百合が原公園「公園南側の藤棚」「ライラックコレクション」「緑のセンター前花壇」など
- 料金:無料(有料施設は除く)
- 開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)
- 駐車場:P1、P2、P3駐車場 すべて無料で朝6時から20時まで開放しています。混雑時は臨時駐車場も開放しています。ぜひご利用ください。
【世界の庭園】
札幌市の3つの姉妹都市(瀋陽、ポートランド、ミュンヘン)と日本庭園で構成された施設
- 営業日:4月27日土曜日から11月4日月曜祝日の期間、毎日開園
- 開園時間:8時45分から17時15分(入園は16時45分まで)
- 入園料:高校生以上130円※中学生、65歳以上、障害のある方は証明書等提示で無料