公園内も冬準備
今週終盤は天候に恵まれず、雨の日が多かったように思います。11月も残るところ10日ほど。今日一日は気温の高い予報ですが、明日からは一桁台の気温となってしまうようです。まもなく雨が白い雪に変わる日も近いかもしれません。
百合が原公園でも、秋から冬へと移り行くこの時期は植物たちの冬囲いに余念がありません。
公園内各所で植物の冬囲いを行っていきます。
百合が原緑のセンター前の花壇やユリ花壇などには、落ち葉などの堆肥を敷設。来年も植物たちが美しく咲くための大切な準備です。
百合が原緑のセンター前(7月中旬撮影)
世界の百合広場、星形花壇の様子(7月中旬撮影)
特に公園の名称にもなっているユリは、早いものでは6月末から開花をはじめます。7月はユリの最盛期です。来年も美しく豪華なユリの姿をお楽しみいただけるかと思います。
百合が原公園で人気の乗り物「リリートレイン」の駅舎前では、春先に鮮やかな紫色の花をつけるエゾムラサキツツジにも冬囲いが施されていました。
こちらはエゾムラサキツツジ花が見頃だったのエゾムラサキツツジの様子(4月下旬撮影)
モニュメント広場のでは、長く楽しめる真紅の赤いバラ株にも丁寧に冬囲いがされていました。
こちらはラベンダーとの共演が美しかった時期のモニュメント広場(7月中旬撮影)
また公園敷地内では、公園内の枯損木や草、花がらや落ち葉などをリサイクルし再利用しています。園路の舗装材となったり、花壇などの土壌を豊かにしてくれる堆肥として再利用しています。
先日はもみがら堆肥つくりも行いました。
来年もみなさまに美しく咲く植物を楽しんでご覧いただけるよう、本格的な冬に突入してしまう前のこの時期、急ピッチで作業中です。
公園内の園路は、通年開放しておりますが、作業のため資材などを運ぶカートなども走行中です。散策やウオーキングなど楽しまれている方々に十分注意し作業を進めております。みなさまのご理解ご協力よろしくお願いいたします。
また冬期間中は、緑のセンター温室で様々な植物を展示中です。
現在は中温室で【クリスマスディスプレイ展】を開催。大温室ではツバキやサザンカ、柑橘系植物など展示中です。
【クリスマスディスプレイ展~森とアートと光と~】
開催期間:令和2年11月10日(火曜日)から12月13日(日曜日)
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
開催時間:8時45分から17時15分
開催場所:百合が原緑のセンター中温室
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
※新型コロナ感染拡大防止のため、館内入館の際は手指の消毒やマスクの着用、周りの方とソーシャルディスタンスを保つなどにご協力ください。