2020/12/01
シモバシラに霜柱
本日よりいよいよ12月。根雪の便りもちらほら聞こえてきました。気温が上がらない予報となっていますが、百合が原公園のロックガーデン内の植物に、寒さの厳しい朝に見られる霜柱を発見しました。
シモバシラ(12月1日9時30分撮影)
シモバシラ(10月8日撮影)
シモバシラ(シソ科 シモバシラ属)は、秋に白い花をつける多年草です。
晩秋になると根以外は枯れてしまい、生き残っている根によって吸い上げられた水分が厳寒時に膨張し、冬枯れした茎の裂け目からはみ出し氷の結晶を作ることから、シモバシラと名を付けられました。
零下となる早朝や日中でも日陰でこの現象は見られ、形も変化していきます。
百合が原緑のセンターの奥手にあるロックガーデン。右に向かう園路を進むと…。
池の右手奥にシモバシラがあります。
さらに寒さが厳しい毎日になりますが、公園内の散策やウォーキング時に、氷の華のように見えるシモバシラの霜柱を楽しんで観察してみませんか?
【百合が原公園】
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可(P2駐車場のみ開放中)
【百合が原緑のセンター温室】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
料金:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料
※温室内は、植物にあった溫度設定にしております。暖かい格好でお越しください。
※新型コロナ感染拡大防止のため、館内入館の際は手指の消毒やマスクの着用、周りの方とソーシャルディスタンスを保つなどにご協力ください。