2021/11/22
冬が来る前に
公園内の冬囲いもいよいよ大詰め。本日は【世界の庭園】内にあるマグノリア アシェイや、バラなどの冬囲いが行われていました。
こちらは開花をはじめた、マグノリア アシェイの6月中旬の様子です。
純白の大きな花のマグノリア アシェイは、マグノリア類の中でも特に大きく、甘い香りが特徴ですが、30センチ程の大きさの花は開花から2,3日で散ってしまいます。
北米フロリダ州に自生するモクレンの仲間で、自生地であるフロリダは温暖な気候であるため、北国の百合が原公園では、積雪による痛みや寒風にさらされないように、周囲に晒し竹を立て隙間なくビニールで全体を覆うなど、他の樹木とは違う特別な雪囲いを施して越冬させています。
こちらは、初夏の公園に華やいだ装いと香りが楽しめたローズウォークです。
こちらでも冬囲いの真っ最中。
6月中旬から7月中旬に見頃を迎える百合が原公園内のバラは、北国での栽培に適した品種を多く植栽しています。次年度の開花時期が楽しみですね。
真夏にリリートレイン沿線を飾っていたムクゲも冬囲いされていました。
見頃を迎えた時期には、赤や白、紫などの花色のムクゲがリリートレインの車窓から楽しめます。
8月、見頃を迎えたムクゲコレクションの様子
来年も公園内各所の植物をお楽しみいただけるよう、着々と冬支度が進んでいます。
【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】
施設のご利用、ウォーキングやペットを連れての公園内の散歩などでお越しのみなさま、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへのご協力をお願いいたします。