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2022/11/01

冬支度、着々と

10月30日日曜日で今年度の営業が終了したリリートレインと百合が原公園のレストラン。四季折々の植物が楽しめた屋外花壇も冬支度のため日々風景が変化しています。

花木園では植物の茎刈が始まる

緑のセンター温室横にあるボーダーガーデンでは、植物の茎刈が始まりました。

8月のボーダーガーデン 8月頃のボーダーガーデン

こちらの花壇は、約300種類もの宿根草を開花時期や花色、形態(姿形)によって組み合わせて植栽し、春から秋遅くまで色彩豊かな様子が楽しむことができます。

時計塔周りの植物も茎がりが始まっている

地上部にある葉や茎は枯れてしまうので刈り込んでしまい、今後、根や土を寒さから守るため、上に腐葉土などでマルチングをしていきます。

こちらは何の作業か分かりますか?

ダリアの球根を分球中

芋のように見えますが、実はダリアの球根なんです。先月まで秋の公園を美しく彩ってくれていたダリアですが、寒さの厳しい北海道の屋外では越冬することができません。

9月下旬、満開のダリアが楽しめました 見頃を迎えていたダリア園(画像は9月下旬)

百合が原公園では、例年、初霜が降りる前の10月中旬から下旬に球根の堀上を行っています。

ダリアの球根貯蔵

掘り上げた球根は、傷んでいるものを丁寧に取り除いたり、大きく成長した球根は分球をして、来年また豪華なダリアが咲いてくれるよう大切に貯蔵していきます。

こちらの花壇では重機を使って作業が行われていました。

リーガルリリーの花壇では重機を使って景石を移動

こちらは「世界の百合広場」内で、今年3,000本ものリーガルリリーが楽しめた花壇です。リーガルリリーは中国四川省の標高800~2,500mに自生しているユリです。1903年に中国四川省のミン渓谷で発見された群生地の光景をモチーフにしています。

みごろおむかえていたリーガルリリーの大群落 満開のリーガルリリー(画像は7月中旬)

こちらの花壇にある景石(庭や景観を整えるため設置されている石)の位置を少しずらし、さらに間近で迫力あるユリを観賞いただけるよう整形中です。

景石を移動した後の花壇

作業の合間には周辺のフジヅルの剪定も行う作業員のみなさん。公園内の冬支度はまだまだ続きます。

合間を見てフジツルの剪定もおこないました

 

 

 


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