クリスマスディスプレイ展で、新しい楽しみ方を発見!
先週、立冬を迎え暦では冬になりました。今朝は公園内の園路や花壇で、先日降り積もった雪がところどころ残っていました。まもなく外一面雪景色となる季節になりますね。百合が原緑のセンターでは、この時期【クリスマスディスプレイ展】を開催。大変人気のある展示会で、多くのみなさまに足を運んで頂いています。
今年度は、札幌市南区のフラワーショップ「Green Art 百々屋」の椿豊さん、椿美恵子さんによるクリスマスディスプレイ展となります。
展示会場の中央には、3メートルを超える高さに、直径2.5メートルもの大きさのリースが展示されています。
公園内の藤づるや針葉樹の葉のほか、色鮮やかな赤いバラの実などもあしらって制作されたこちらのリースは、下から見上げてご覧いただけるため、壁にかけられたリースとはまた違った楽しみ方ができます。また、これほどの大きなリースに公園内の植物が存分に使われているため、植物の生命も感じて頂けるかと思います。
このほかにも、札幌市内や道内で活躍されているイラストや陶芸、木工、染織などのアーティストの方々6名の作品も出展されています。
鈴木果澄さんの作品
藤井葉子さんの作品
米田朋子さんの作品
前田育子さんの作品
畑江俊明さんの作品
船山奈月さんの作品
ご紹介した作品は一部ですが、それぞれの素材に向き合い制作されているアーティストの方々による、こちらのクリスマスリースやオーナメントは展示だけでなく販売もされています。趣きがありやわらかな印象の作品が多く、一味違ったクリスマスを演出してくれます。
また、椿さんおススメの制作キットもご用意しています。みなさんはオレンジポマンダーってご存知ですか?
オレンジポマンダーとはオレンジで作る香りのお守りのことで、古くはイギリスの16世紀から17世紀からあると言われています。当時流行していたペストなどの病の予防や魔除けとして、お守りのように腰から下げて携帯していたそうです。
オレンジに殺菌力や防腐作用のあるクローブを隙間なく刺し、シナモンをまぶして乾燥させたものですが、出来上がったポマンダーにお好みでリボンを巻いたり、素敵な器にポマンダーと共に針葉樹の葉や木の実などあしらって飾るのも素敵です。
良い香りも長く続くので、香りも楽しみながら家族皆さんの健康を祈るオレンジポマンダーをご自宅のクリスマスに取り入れてみませんか?
椿さんの作品も多く展示販売されています。ぜひクリスマスの楽しみ方を穏やかな空間で楽しめる【クリスマスディスプレイ展~森とアートと光と~】にお越しください。
【クリスマスディスプレイ展~森とアートと光と~】
開催期間:令和2年11月10日(火曜日)から12月13日(日曜日)
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
開催時間:8時45分から17時15分
開催場所:百合が原緑のセンター 中温室
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
※新型コロナ感染拡大防止のため、館内入館の際は手指の消毒やマスクの着用、周りの方とソーシャルディスタンスを保つなどにご協力ください。