明日から【福寿草と雪割草展】が開催(セツブンソウも開花中です)
寒さや雪の多さに苦労した1月もあとわずか。今週末の2月4日には立春を迎えようとしています。暖かな春の気配を感じてみたいみなさま、ぜひ百合が原緑のセンターに足を運んでみませんか?明日1月31日火曜日から【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】が開催されます。
今年度は福寿草2品種33鉢、雪割草は34品種63鉢が展示されます。
福寿草、雪割草ともに春を告げる代表的な植物です。
福寿草(キンポウゲ科 フクジュソウ属)
北海道から本州の山野に多く見られる日本原産の植物です。鮮やかな黄色い花色が美しく、江戸時代から多数の園芸品種が作られた古典園芸植物でもあります。
雪解けとともに顔を出し、春の訪れを感じさせてくれる雪割草です。桃色や藤色、色や緑色など花色が多彩で、咲き方も大変豊富なのですが、花は1から3センチほどの大きさで草丈も小さいため、控えめで可憐な印象の植物です。
雪割草はミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウのほかそれらの交雑種の総称で、古くから園芸植物として親しまれてきました。ただ、北海道には自生していないため、なかなかこれほどの数の雪割草を間近で観賞する機会は少ないかと思います。
また、例年節分を迎えるこの時期に開花のお知らせをしていました、同じキンポウゲ科の植物「節分草(セツブンソウ)」も一気に花開き、同じ会場でお楽しみいただけることとなりました。
健気に春を待ち、力強く開花を始めた福寿草や雪割草が、春の気配を百合が原公園に届けてくれました。淡い藤色の小さな花を咲かせている節分草も是非会場でお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。
【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】
開催期間:2023年1月31日火曜日から2月12日日曜日まで
開催会場:百合が原緑のセンター小温室
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
休館日:毎週月曜(月曜祝日の場合は翌平日)