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2021/09/24

今日の百合が原公園(ヒダカミセバヤ、フジバカマ、コムラサキなど)

今朝の百合が原公園は木々の枝が揺れるような風も吹いていますが、天気も良く花散策日和です。百合が原緑のセンター奥にあるロックガーデンでは、ヒダカミセバヤが見頃です。

ロックガーデンの様子

小山のように土を盛り、最上層には火山レキを敷いたエリアで、岩も多数配置されているロックガーデンでは、高山植物や山野草低木類など植栽されています。

こちらで北海道の日高や十勝地方の海岸や山地の岸壁に生える北海道固有種のヒダカミセバヤが見頃を迎えています。

ヒダカミセバヤ

ヒダカミセバヤ(ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属)

ヒダカミセバヤのアップ

小さな桃紅色の花と、ほんのりと紅葉した茎や葉がこの時期は楽しめますよ。

 

緑のセンターやガーデンショップの横にあるボーダー花壇では、フジバカマが開花をはじめていました。

ガーデンショップからボーダー花壇へと続く道

こちらの花壇には、3か所ほどフジバカマが植栽されていますが、本日花が開き始めていたのはガーデンショップ前の道を歩き進めた花壇に植栽されていたフジバカマです。

フジバカマのアップ

フジバカマ(キク科 ヒヨドリバナ属)

万葉集の歌に詠まれた秋の七草のひとつフジバカマ。藤色の花色と、花弁の形が袴のようだったため藤袴と名がついたと言われています。その付近では艶やかな紫色の実が楽しめるコムラサキも植栽されています。

コムラサキの実

コムラサキ(クマツヅラ科 ムラサキシキブ属)

平安時代の歌人、紫式部にちなんでこの名がつきました。初夏に花を咲かせるコムラサキは、つやのある紫色の実が大変美しく秋の紅葉にも映えます。

フジバカマはまだ咲き始めです。万葉の時代の人々が感銘を受けた趣ある秋の植物をしばらくお楽しみいただけそうです。

最後に本日のダリア園の様子です。

ダリア‘オーロラ’ ダリア‘パープルインパクト’

今週末も散策日和は続きそうです。高く澄んだ秋空の下で心のリフレッシュにいらっしゃいませんか?

【百合が原公園】

料金:無料(有料施設は除く)

開園日時:終日入園可(但し、有料施設は除く)

駐車場:無料(20時00分から翌6時00分は閉門)

【百合が原公園管理事務所よりお知らせ】

新型コロナウイルスの感染拡大防止の緊急事態宣言に伴い、緑のセンター温室(緑の相談業務も含む)、リリートレイン、パークゴルフ場、ゲートボール場、レストラン(テイクアウトコーナーは営業中)は閉鎖しております。

なお、その他の施設や屋外については引き続き開放しております。ウォーキングやペットを連れての散歩などでご利用いただけます。ご利用されます皆様におかれましては、手洗いや手指の消毒、周りの方とのソーシャルディスタンスを保つなど、基本的な感染予防対策の取り組みへのご協力をお願いいたします。


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