2023/12/01
コウテイダリア 開花を始めました
百合が原緑のセンター大温室では、メキシコ原産のコウテイダリア(キク科ダリア属)が開花を始めました。
コウテイダリアは、日が短くなる時期にならないと花芽ができない短日植物のため、8月から10月にかけて屋外の花壇で豪華に彩っていたダリアとは開花期が異なるのも特徴の1つです。
こちらはコウテイダリアの茎の様子です。
太く竹のような節のある茎は、木立(コダチ)のように堅くなることから、和名では「コダチダリア」と呼ばれています。
学名のDahlia imperialis(皇帝の)という意味から、一般的に「コウテイダリア」と呼ばれています。茎は空洞で風にも弱く折れやすいという特徴があります。
日本では東北地方が屋外で越冬できる北限と言われ、札幌の屋外では寒さのために花が咲いている様子を楽しむことができません。温度が保たれ天井の高い「百合が原緑のセンター大温室」だからこそご覧いただける植物の1つでもあります。
本日は1輪のみの開花ですが、たくさんの蕾をつけています。開花の様子は今後もお知らせしていきますね。どうぞおたのしみに!
【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
観覧料金:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は証明書等の提示で無料
休館日:月曜 ※月曜祝日の場合、翌平日休館